笠岡湾の清掃活動で、カブトガニの保護も

　倉敷かさや地区かさや支部女性部では横江・神内支部の部員が、海岸清掃を継続しておこなっています。
　今から13年前、旧JA神内支店の支店長から「緑のカーテン運動をしないか」という話が持ち上がり、支店前の花壇にゴーヤーを植えました。さらにそのとき、支店長から「海岸のごみ拾いもしてはどうか」という提案があり、同支部の女性部員とJA職員、さらに地域の方々が協力して、清掃活動を始めることになりました。当時、笠岡市ではボランティア団体を募集しており、このときに市のボランティア団体としても登録されました。これが現在も続く、海岸清掃活動の始まりです。
　清掃活動をおこなう神島水道一帯は、絶滅危惧種であるカブトガニの繁殖地として、国の天然記念物に指定されています。わたしたちの環境保全活動が、少しでも生態系保護のお役に立てれば幸いです。これからも市、JA、そして地域の方々と協力して、活動を続けていきたいです。
（高森勝子）