ふれあいJA広場
ロゴ入り出荷袋を制作し、産直をPR
- 島根県 JAしまね
- 2025年6月

雲南市やJAしまね雲南地区本部で組織する「奥出雲産直振興推進協議会」は、管内の直売所をPRしようと管内独自のロゴマークが入った、生産者用の出荷袋を数量限定で製作しました。
同会は、管内の直売所の活性化に向けて「うんなんを、食べて耕そう!」をキャッチコピーに、管内の直売所統一のブランドを確立し、スタンプラリーをしたり、共通のデザインで販売スタッフのポロシャツを作ったりと、連帯感を高める活動をおこなってきました。
ロゴ入りの出荷袋を使用することで、多くの人の目に留まり、農産物の販売促進につなげることを狙います。100枚入りの袋を500セット準備し、管内の直売所でこの袋を使った農産物を販売しています。
袋のデザインは、野菜を持つ生産者の手と受け取る消費者の手が描かれ「Eat and Cultivate」の文字が入っています。「Cultivate」には「耕す」と、人との仲を「深める」という2つの意味があり、地元の野菜を食べ、地産地消につなげていき、消費者に生産者のファンになってもらいたいという思いが込められています。
産直事業を担当するJAしまね雲南地区本部の石原弘子営農指導課長は「ロゴを定着させ、地元の農産物を多くの人が食べるきっかけを作っていきたい」と話しました。
(幸村拓磨)