ふれあいJA広場
自分だけの野菜を育て、豊かな心身を育む
- 山梨県 JAフルーツ山梨
- 2025年8月

JAフルーツ山梨は、山梨県農畜産物販売強化対策協議会と連携し、「次世代を担う子どもたちに向けて食べ物のたいせつさや野菜を作る楽しさ」を伝えるため、毎年食農教室を開催しています。
2025年4月28日の同教室では、同JA営農指導部の久保田和成次長が講師となって、管内にある甲州市立南小学校の2年生55人を対象に、「1人1鉢教室」をおこないました。
「1人1鉢教室」はその名のとおり、自分で選んだ夏野菜の苗を児童たちが各々植えつけ、管理し、収穫までおこなう教室です。この日はほかに、代表生徒がキュウリの苗とカブの種を畑に植え、大きくなるように願いながら水をあげました。
一から育てるたいへんさを知ることで、食べ物にたいしての感謝が生まれます。雨の日も暑い日も「大きくなっているかな」と、のぞきながら育てた記憶は、大人になっても強く心に残るはずです。
小学生の太陽のようなエネルギーを感じながら、「食と農」のたいせつさを改めて実感しました。
(井上理香子)
