「食」と「農」の大切さを伝える

　JA熊本市では毎年、小学3年生〜6年生と、その保護者を対象に親子参加型の「あぐりキッズスクール」を開催しています。2025年度の第17期は、６月28日に開校式がおこなわれ、20組の親子が入校。同日に食農クイズと田植え体験もおこない、さっそく農業について理解を深めました。
　昨年度の16期では、女性部副部長が運営している子ども食堂で、昼食の提供しながら、子ども食堂の役割や取り組みの説明、昼食として提供されたキーマカレーの材料をクイズに出すなどし、とても好評でした。スクール生から「トマトの収穫を体験したことで、苦手だったトマトが食べられるようになった」という報告もあり、やりがいを感じられました。
　今年度は全7回で、今後はかまどでのご飯炊きや、野菜選果場の見学、フラワーアレンジメントなどをこれから予定しています。スクール生やその保護者、スタッフにとっても有意義な時間となるよう、がんばります。
（東野裕子）