ふれあいJA広場
ピーマンを自分で育てて料理 地域農業のすばらしさを学ぶ
- 愛媛県 JAえひめ中央
- 2025年9月

JAえひめ中央女性部小田ブロックは7月9日、地域特産のピーマンを通じてこどもたちに「農」と「食」のたいせつさを学んでもらおうと、内子高校小田分校2年生の生徒といっしょに、生徒が自ら育てたピーマンを使って同女性部加工場で料理しました。
参加した生徒16人は、同JA小田支部ピーマン部会の泉田孝行部会長から、猛暑が株へ与える影響や実の収穫適期について説明を受けたあと、約2アールの学校の圃場(ほじょう)でピーマンを収穫。生徒らは玉のように流れる汗を拭いながら約30キロのピーマンをはさみで懸命に収穫しました。このピーマンは、生徒が同JA営農技術員と4月下旬に定植し、栽培を続けてきたものです。
さらに、同JA小田集荷場でピーマンの選果を見学したあとには、収穫したピーマンを使って、焼きうどんとピザ、サラダ焼き、まるごと煮の計4品を同JA女性部員5人と作り、味わいました。
同分校の船田瑛斗さんは「自分が育てたピーマンに愛情が湧きました。甘味と苦味を感じて、とてもおいしいです」と、ピーマンにサラダを詰めて焼いた「サラダ焼き」をほおばっていました。同JA女性部の水本初子部長は「子どもたちが好きな料理にピーマンをアレンジしました。地域農業に興味を持ってもらい、食のたいせつさや農業のすばらしさを知ってもらえるとうれしいです」と、話していました。
(峯 加奈子)
