静岡県内各協同組合の女性組合員・職員が交流

　2025国際協同組合年静岡県実行委員会は2025年10月、静岡市駿河区のユーコープ静岡ベースで「2025国際協同組合年 女性交流集会」を開催し、JA女性部員や県内各協同組合の女性組合員・職員約60人が参加しました。午前中はユーコープ静岡ベースの施設を見学。商品が家庭に届くまでの過程を学び、マイナス45度の冷凍庫も体験しました。見学の合間には県内JAと生協が販売しているお茶11種類を飲み比べ、色や味の違いを体感しました。
　午後は、フードバンクふじのくにの望月健次事務局長からフードバンクの取り組みについてご講演いただいたあと、参加者が持参した余剰食品のフードバンク寄贈式もおこなわれ、86キロの食品を寄贈しました。続いて、参加者は10グループに分かれて交流会をおこない、SDGs達成に向けてできることについて話し合いました。参加者からは「人口減少により援助が難しくなってきているが、貧困を失くしていきたい」「フードバンクの認知度を高め、参加しやすい環境をつくっていきたい」などの意見が出されました。
（青柳千里）