ふれあいJA広場
子どもたちが女性部・青壮年部らと稲刈り・脱穀体験 農業の歴史を楽しく学ぶ
- 大分県 JAおおいた
- 2026年1月
杵築(きつき)市立山香(やまが)小学校5年生と同市山香町のこども園年長児が、2025年10月23日に「農業体験学習」として、稲刈りと脱穀体験をしました。この日は、子どもたち57人に加え、地域ボランティアや老人クラブ、JAおおいた山香町青壮年部・山香女性部も参加し、総勢約70人が参加しました。
稲刈りをした田んぼは、同年6月に子どもたちが植えつけをおこなった圃場(ほじょう)で、食育ボランティアで指導者の安部両司さんが「みなさんが植えた稲がこんなに大きく育ちました。夏の暑さにも負けず台風の影響もなかった。稲を育てた大自然の恵みに感謝をしましょう」と話し、作業を開始しました。
児童らは鎌を使って手刈りをした後、江戸時代から現代までの脱穀機の歴史を学び、「千歯こぎ」「足踏み脱穀機」などを体験しました。
子どもたちは「昔の脱穀機は難しかったけど、初めてで楽しかった。食べるのが楽しみ」と話しました。収穫した米の一部は小学校を通して、海外への寄付も予定されています。
(阿部佳代)





