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JA菊池女性部が、認知症ケアの「マフ」制作し、寄贈

  • 熊本県 JA菊池
  • 2026年1月
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 JA菊池女性部で認知症ケアに使われるニット小物「認知症マフ」作りが広がっています。
「認知症マフ」とは、認知症特有の症状から手元に不安を感じる人が、触れたり手を通したりして落ち着けるように、内側と外側にリボンなどの飾りを縫い付けた筒状に編まれたニット製品です。発祥のイギリスでは、「手でいじる筒形の防寒具」を意味する「トゥイルドマフ」と呼ばれています。同女性部では、JA七城(しちじょう)中央支所助け合いの会の福祉学習をきっかけに制作が始まりました。
 同会のメンバーは、これまでに地域の病院やデイサービスセンター、支援施設など8か所にマフ60個を贈りました。マフの制作や贈呈に積極的に参加している、同部七城支部副支部長の西口千栄子さんは「大好きなことで喜んでもらえてうれしい」と話します。
 管内の助け合いの会の学習会を通じて、マフ制作活動は各支部に波及しています。
(生活部)

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