ふれあいJA広場
JA農業祭での女性部の焼きつけ販売が好評
- 富山県 JAうおづ
- 2026年4月
JAうおづ農業祭では毎年、女性部のブースで「焼きつけ」を販売しています。焼きつけは、もち粉にヨモギを合わせ、こねて焼き上げた富山県の郷土食です。昭和初期の食糧難の頃から食べられており、とくに農村で長らく親しまれてきました。材料のヨモギは4月ごろに自生しているものを一つ一つ手作業で摘み取り、11月の農業祭まで冷凍保存しておきます。そして、農業祭直前に地元の和菓子屋さんの協力の下、練り上げたもち粉とヨモギを木枠に入れて手で押し広げ、一口大の正方形にしていきます。女性部員たちは「ここの生地はもっとこっちに寄せて」などのやりとりや前年の農業祭の話をしながら、協力して焼きつけの準備に勤しんでいます。
農業祭当日は、ブース内で開場前から焼き始め、来場者に焼きたてを販売。2025年は例年より多くの人に買ってもらうことができました。購入者からは「おいしかったからもう一個買いたいわ」「懐かしい、昔よく食べた」という声をいただく一方で、「焼きつけってなに?」と質問をいただくこともあり、まだまだ若い世代や組合員の中にも知らない方がいるのだと痛感させられました。
女性部の焼きつけ販売は、富山県の郷土食をより多くの人、世代に知ってほしいという思いと、食と農との関わりを身近に感じてもらうという目的で、長きにわたり農業祭で実施している女性部の礎となる活動の一つです。これからも女性部の取り組みの一つとしてSNSや広報誌で広めていきたいと思います。興味を持ってくださった方はぜひJAうおづ農業祭に来て、焼きつけを食べてみてください!
(北林夕佳)





