ふれあいJA広場
みそ造りで、地域の食を伝承
- 広島県 JAひろしま
- 2025年5月

JAひろしま女性部三次地区本部では、地産地消、食文化の伝承を目的とした研修会を年2回開いています。2025年2月の研修会は、地元産の原料を使ったみそ造りをおこない、同女性部の支部長とJA職員15人が参加しました。
みそ造りは、『家の光』(2024年9月号)を参考にしながら、やわらかく煮た白ダイズに、米麴と塩を混ぜるなど、参加者が協力して作業を進めました。混ぜ合わせたみそは食品用の保存袋に詰め、自家用のみそとして家庭ごとの味になるよう、各家庭で約1年間熟成させます。参加者からは「部員間で楽しく交流しながらみそ造りができた」「支部でも保存袋を使ったみそ造りに挑戦したい」などの声が上がり、たいへん好評でした。
同女性部は今後もJAと連携し、農業を守り地域の食文化を次世代へつなぐ活動を進めていきます。
(山根敏邦)