出前授業で高校生の金融リテラシーを向上

　JAとうととJA岐阜信連は2025年3月、若い世代の金融リテラシー向上を目的に、多治見（たじみ）市内の私立多治見西高校で、消費者トラブルや金融商品について考える「金融出前授業」を開催し、1年生約100人が講義を受けました。
　授業では、はじめに岐阜県消費者啓発推進員の佐藤逸子さんが「消費者ってわたしのこと」と題し、消費トラブルについて解説。契約にかかる約束事やインターネット通販利用の注意点を生徒たちに伝えました。続いて、金融商品についての講義では、JA岐阜信連JAバンク支援部の吉岡利記さんが「投資で変える私の未来」と題し、自己投資や金融投資などについて説明。生徒たちは「資産形成は長期的に考えなければならないことや、インターネット通販の注意点がわかった。もっと知識を高めたい」と、熱心に耳を傾けていました。
　JAとうと総務課の加藤陽介課長は、「今から正しい金融知識を段階的に身に付け、将来の資産形成や金融トラブル回避に役立ててほしい」と話しています。
（村井和久）