ふれあいJA広場
地域の「食」と「農」を考え、子どもたちの発表に感動
- 秋田県 JA秋田やまもと
- 2025年6月

JA秋田やまもとは、3月、地域住民との交流と「食」と「農」について考えることを目的にしたセミナーを開催しました。同セミナーには約180人が参加し、「持続可能な社会を作っていくためには、協同組合の活動がひじょうにだいじ。みなさんと協力し、食を通じて農業のたいせつさを伝えていきたい」という竹内孝一組合長の歓迎挨拶から始まりました。
3部制で行われたセミナーは、今年度おこなった食農活動の成果の発表や、『家の光』創刊100周年記念の食と環境に関する講演など、充実した内容となりました。
なかでも会場を沸かせたのは、管内小学5年生23人による「三種町の農業を考える〜ぼくたちわたしたちにできること〜」と題した学習成果の発表でした。7グループに分かれて、スマート農業や、後継者不足や米の加工品に関することのほか、お米の学習を進めるうちに感じた疑問を農家さんや営農指導員に聞いて解決した経験や、調査したことを独自にまとめた結果など、小学生目線で素直に発表してくれました。
会場からは温かい拍手や声援が沸き起こり、参加者からは「よく勉強している」「新しい農業の未来を感じる」「この中から後継者が出てくれたら……」などの感想が寄せられました。参加者にとって「食」と「農」に関心を寄せた有意義な時間となったようです。
(北林綾子)
