ふれあいJA広場
地域とともに歩み、都市型農業の未来を探る 流山青壮年部
- 千葉県 JAとうかつ中央
- 2025年7月

JAとうかつ中央流山青壮年部は、「都心から一番近い森のまち」と呼ばれる千葉県流山市を拠点に活動する青壮年組織です。急速に都市化が進む地域において、農業の価値を再発見し、次世代へとつなげる取り組みを続けています。
主な活動の一つが、地域生産者による新鮮野菜の即売会です。夏期には「朝市」、冬期には「青空市」と題し、JAとうかつ中央新川支店の構内で定期的に開催。とれたての野菜を求め、多くの住民が足を運び、地域に根ざした農の魅力を伝える場として定着してきました。また、地域のイベントにも積極的に参加し、流山おおたかの森駅前で開催される「納涼盆踊り大会」や、流山運動公園での「農業まつり」では、焼きそばや焼き鳥を販売する模擬店を出店。地域住民から「毎年楽しみ」との声をもらい、励みにしています。
こうした地域とのつながりをたいせつにしながら、都市型農業の可能性模索にも力を入れています。近年は、農業用ドローンの導入を視野に入れた、先進技術の活用の研修もおこない、さらに今後はスマート農業や省力化技術の導入などにも取り組む予定です。次代を担う若手農業者として、新たな都市型農業のモデルをめざしています。
(芹澤 豊成)