ふれあいJA広場
5月5日にしば餅を製造・販売!
- 高知県 JA高知県
- 2025年7月

JA高知県女性部幡多地区は、5月5日の「こどもの日」にしば餅を販売しました。しば餅は、カシワの葉ではなく、しば(サルトリイバラ)の葉で包んだあんこ入りの餅で、高知県ではよく親しまれている和菓子です。部員5人らが同地区のJAグリーン四万十店の2階調理室で製造し、1階の店舗入り口で連休の帰省客や観光客らを呼び込み販売しました。多くの来店者が足を止め、「懐かしい」と喜び、購入していました。
部員らは日ごろから、しば餅を自宅用に作っており、山などで摘んできたしばの葉は、いつでも使えるように冷凍保存しています。この日は部員が持ち寄った葉を使い、420個を販売しました。郷土の味は次々と売れていき、午前のうちに完売となりました。
同部の清水兄子部長は「作りたてを提供でき、喜んでいただけました。しば餅はだんだんと家庭で作る人が少なくなっているので、手作りのものを味わってもらえてよかったです」と話していました。
(石﨑理恵)
