ふれあいJA広場
郷土料理「つぼき」で歴史を学ぶ
- 長崎県 JA長崎せいひ
- 2025年8月

JA長崎せいひ女性部三重支部は、5月に料理講習会を開き、長崎市三重地区などに伝わる郷土料理「つぼき」を作りました。
「つぼき」は法事のさいの精進料理として、昔から食べられてきた郷土料理の汁物。名称にある「つぼ」は料理を盛るお椀をつぼ(壺)に見立てていることが由来とされています。炒めた木綿豆腐や干しシイタケ、ゴボウ、ニンジン、こんにゃくなどが入っていますが、地域によっては加える具材も少し変わり、「つぼ汁」や「いんげん汁」、「にごみ」など呼び方も様々です。
レシピを知る地元の方に作り方を習い、参加した部員たちは協力しながら「つぼき」作りに挑戦。そのほかにも豆ごはんを作り、個人宅で作ってきた漬け物やゼリーなどが持ち寄られ、「つぼき」のやさしい味とともに食事を楽しみました。
(長與海帆)
