フレッシュレンジ２０周年　多くのファンに見守られ感謝コンサート

　ＪＡにしうわ女性部八幡浜支部の、歌うみかん生産者「フレッシュレンジ」は、9月14日に愛媛県八幡浜市のみなと交流館で「八幡浜市制施行20周年?フレッシュレンジ誕生20周年　おめでとう?感謝コンサート」を開きました。結成20周年を迎えたフレッシュレンジを祝福しようと約130人のファンたちが駆けつけ、会場は満席となりました。
　フレッシュレンジは、代表の岡本由美さんが2005年に「第一次産業が低迷している」という新聞記事を見たことをきっかけに、自分たちの力でなにかできないかと、地域の女性農業者に声をかけグループを結成。オリジナルの歌で特産品のみかんをPRして消費拡大につなげるとともに、担い手育成や地域活性化につながる活動に取り組んでいます。
　この日、フレッシュレンジはデビュー曲の「魔法のみかん」など、オリジナルソングを８曲披露。歌で感謝の気持ちを伝えました。また、フレッシュレンジ同様に地域で活動する「むりかぶし」や「マイケル＆メイ」、「シニア劇団＋南予一期座だんだん」、「才蔵」をゲストに迎え、フレッシュレンジと共に、歌や演奏を披露し、会場を盛り上げました。
　フレッシュレンジのメンバーは「応援してくれる方や仲間がいたから、ここまで来られました」「これまで出会った方々への感謝の気持ちでいっぱいです」などと、２０周年を迎えた思いを語っていました。今後もフレッシュレンジは、歌と笑顔でみかんをＰＲするとともに、地域を明るく元気にしていきます。
（栗田ことみ）