ふれあいJA広場

棚田の魅力を次世代へ継承

  • 新潟県 JAえちご上越
  • 2025年11月
カテゴリ

 JAえちご上越では、2022年度から、中山間地域で生産される棚田米の魅力を幅広く消費者へPRしようと、「棚田米SDGsプロジェクト」に取り組んでいます。同プロジェクトでは、全国有数の面積を誇る管内の棚田に「生物多様性や水源、景観の保全など多面的機能」があることに注目。消費者に棚田の価値を理解してもらうことで、さらなる棚田米の販売促進につなげたい考えです。
 同JAではこのプロジェクトの取り組みを切り口として、次世代に向けた情報発信を強化しています。その一環が地元小学校への出前講座です。内容は、地産地消や旬の食材に関する講義のほか、料理教室など。棚田米の持つ役割や農業の現状などを伝えています。
 2025年は上越市立大和小学校で、米作りを学ぶ5年生52人を対象に講座を実施。同JA上越営農センターの職員が講師を務め、棚田が持つ多面的機能をはじめ農業の現状、そしてプロジェクトの趣旨について説明しました。
 これからも棚田の機能や魅力を、次世代に積極的に発信していきます。
(大門はるか)

ふれあいJA広場・
ローカルホッとナビ

本サイトは、全国47都道府県のJAやJA女性組織の活動をご紹介する「ふれあいJA広場」のWEB限定記事と、月刊誌『家の光』に掲載している「ローカルホッとナビ」の過去記事が閲覧できるサイトです。
皆さまのこれからの活動の参考にぜひご活用ください。

2024年3月までの「ふれあいJA広場」記事は、旧ふれあいJA広場をご覧ください。