女性会が介護の基礎から実践まで学ぶ勉強会を開催

　JAわかやま女性会みくまの地域本部では、会員の声を受け、「介護に関する勉強会」を全3回シリーズで開催しています。高齢化が進むなか、介護に関する正しい知識や技術を身に付けることは、家族や地域の安心につながるという考えからです。
　第1回の勉強会は介護支援専門員や社会福祉士を講師に迎え、介護保険制度の仕組みや介護施設の種類・特徴について学びました。参加者からは「知らないことが多かったが、理解できた」「今から知っておくことが大事だと感じた」といった声が寄せられ、関心の高さがうかがえました。
　第2回は「日常生活で使える介護実技を学ぶ」をテーマに、杖歩行の方への介助方法や、ベッド・椅子から車椅子への移乗の仕方など、実際の場面を想定した実技を体験的に学ぶ予定。最終回となる第3回は「介護にまつわるお金の話」と題し、介護にかかる費用や制度の活用方法など、経済面の不安を軽減するための情報をわかりやすく解説する予定です。
　勉強会を通し、会員のみなさんの生活における疑問や不安を取り除くとともに、さらに次のステップとして地域住民にも参加してもらうことも視野に入れています。
（柳瀬元博）