次世代へつなげたい、手造りみその味

　ＪＡ粕屋女性部は、2025年８月に親子食育教室で「みそ玉と焼きおにぎり作り体験」を開催し、親子8組22人が参加しました。
　粕屋北部農産加工員の冨永由美子さんを講師に招き、大豆からみそができるまでの作業工程の講義を受けました。大豆に?を混ぜ合わせたり、大きなたるに移し替えたりする作業にとても興味津々な子どもたち。「わたしもみそを造ってみたい！」「楽しそう！」という声が聞こえてきました。
　講義のあとは粕屋北部農産加工場で造られた「母ちゃんみそ」を使って、みそ玉と、みそをぬった焼きおにぎりを作りました。お湯を注ぐだけで栄養満点のみそ汁が飲めるみそ玉は冷凍保存も効くため、参加者のみなさんにも大好評でした。
　女性部部長の阿部初美氏は「子どもたちがみそ造りに興味を持ち、この味を次世代にもつないでほしいと強く感じた親子食育教室となりました」と話していました。
（前田愛美）