ふれあいJA広場
相互扶助の精神を原点に寄付活動を継続中
- 愛知県 JA豊橋
- 2025年5月

JA豊橋女性部会では、三つの寄付活動に取り組んでいます。一つは「フードドライブ活動」です。同部会役員からの声かけや広報誌、SNSでの呼びかけにより集まった新鮮な農産物や食材を、NPO法人東三河フードバンクを通じて豊橋市内の児童養護施設や母子生活支援施設、子ども食堂に届けています。この活動は2020年度にスタートし、これまで9回実施しました。二つめが「善意銀行への寄付活動」です。JAフェスタ開催時や支店窓口などで寄付を呼びかけ、市民から集まった新品タオル類や綿布、洗剤、日用雑貨などを、公益財団法人豊橋善意銀行を通じて市内の福祉施設などに届けています。この活動は09年度からおこなっています。
三つめが「ペットボトルキャップ寄付活動」です。女性部会役員が作った回収箱を各支店に設置し、協力を呼びかけています。回収したキャップは豊橋市民センター市民活動プラザに寄付し、その後、関係業者を通してリサイクルされ、売却収益が認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」(JCV)に寄付されます。キャップ2キロで1人分のポリオワクチンに交換することができ、開発途上国で暮らす子どもたちに接種されます。この活動は22年度からスタートし、これまでに約1,050キロを寄付し、500人以上のワクチンと交換することができました。
これらの寄付活動は、女性部会役員が意見を出し合い、協力しながらおこなっています。女性部会ではこれからも相互扶助の精神を原点とし、この活動を継続していきます。
(武田みわ子)
