ふれあいJA広場
避難所運営ゲームで女性部員が防災を学ぶ
- 富山県 JA福光
- 2025年5月

JA福光女性部石黒(いしくろ)支部は2025年3月、南砺(なんと)市の石黒交流センターで研修会を開き、地域の防災について学びました。研修会は年2回おこなっており、今回は24年1月に発生した能登半島地震を受け、「もしものときに自分たちができることはなにか学びたい」という部員の声をもとに企画しました。
当日はJA管内在住の防災士・八幡磨未子さんを講師に迎え、部員14人が参加。講師から地域防災について話しを聞いたあと、実際の災害を想定した「避難所運営ゲーム(HUG)」を体験しました。HUG(ハグ)はカードを使うゲームで、避難者やイベントについての情報が書かれたカードをめくり、そこに記されている状況に対応して判断を下していくという避難所運営の模擬体験ができます。はじめは戸惑っていた参加者ですが、状況判断について意見を出し合うことでおおいに盛り上がりました。
研修を終え、同女性部支部長の南山京子さんは「研修で学んだことを生かし、地域防災に努めたい」と意気込みを伝えてくれました。
(JA富山中央会・堀内陽介)