ふれあいJA広場

店頭で栽培した特産の「祝蕾」を来店者に手渡し

  • 大阪府 JA茨木市
  • 2025年6月
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 JA茨木市南支店では2025年3月、茨木市農協女性会玉櫛支部の秋田明美支部長ら有志が集まり、特産の「祝蕾」(しゅくらい)を収穫しました。祝蕾はアブラナ科の野菜で子持ち高菜とも呼ばれ、ほんのりと苦みがあって甘く、コリコリした食感が魅力です。収穫した祝蕾は、来店者や近所に住む親子におすそ分けし、同時にお勧めの食べ方や育て方も伝授しました。
 この取り組みは、「特産品の祝蕾でも植えてみたら」というJA中支店管内の組合員の一言がきっかけです。さっそく同店舗前の花壇で祝蕾の栽培が始まり、支店長らが水やりに励み、収穫した祝蕾を来店客らに手渡しました。職員が一丸となってアピールする姿を見た組合員は「JAの特産品の祝蕾をもっとたくさんの人に知ってもらえれば」と、今度は南支店前の花壇に植えることを提案。この提案に賛同した同女性会の秋田支部長らが南支店の大成正人支店長と交代で管理し、3株植えた祝蕾は両手いっぱいに抱えるほどの実りとなりました。こうして4年前に始まった祝蕾のリレーは今に続いています。
 祝蕾は、JA茨木市農産物直売所「みしま館新鮮クラブ」会員が、みしま館の新たな地元特産品候補として栽培に取り組み、19年から同館で販売を始めました。「祝蕾ピクルス」などの加工品も好評です。
(田中亜季)

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