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大豆コロッケ
- 岐阜県 JAにしみのレディース 豆菜花クラブ(岐阜県大垣市)
- 2026年5月

子どもから高齢者まで大人気
大豆コロッケ
栽培が盛んなダイズをたっぷり使った大豆コロッケ。
女性組織の加工グループが手がけた逸品は地域の名物になっています。

岐阜県大垣市を中心とした西美濃地域は、肥沃な土壌に水も豊か。良質なダイズの産地として知られています。豆腐、みそはもちろんですが、煮物にも加えるなど、日々の食卓にマメ料理が並ぶことが多い地域です。
「豆菜花クラブの『大豆コロッケ』は、ダイズをたっぷりと使ったコロッケです。だいたい二割くらいは、ダイズかしら。だから、あっさりして食べやすい。子どもから高齢者まで人気があります」

そう話すのは、JAにしみのレディースの加工グループ「豆菜花クラブ」リーダーの村山すゑ子さん(77)です。
豆菜花(まめなか)クラブは、平成二十三年春に「おふくろの味を地域に発信しよう!」と、女性組織の有志で結成しました。
結成当初、JA産直施設向けに加工品を開発。その過程で、総菜の定番であるコロッケが候補に挙がりました。
「ただ、コロッケは脂っこくて苦手との声がありました。そこで、ダイズを入れてみようとアイデアが出て、試作するとおいしくて。地元産『フクユタカ』を加えた、大豆コロッケが生まれました」
結成メンバーの一人、鈴木美智子さん(80)が当時を振り返ります。
ほくほくのジャガイモと、あっさりダイズが調和した大豆コロッケは、すぐに直売所の看板メニューになりました。その味に感激した小学生から届いた手紙は、今でも活動の大きなモチベーションです。

これからも活動を楽しく続けていく
結成十五年めを迎え、現在は七人で活動をしています。毎週土曜・日曜日は、市内二店舗のJA産直施設で、大豆コロッケや弁当など、十五種類ほどの加工品を販売しています。
菓子類も人気です。季節に合わせて塩分量を調整して炊いたあんで作るおはぎ、春先に摘んだヨモギの新芽を使った風味豊かな草餅などは、すぐに売り切れるほど。
毎週金曜日は、JA産直施設から仕入れた旬の野菜を使い、朝早くからメンバー総出で仕込みを始めるそう。
「週一回集まって、十数種類の料理を作るのは、たいへんです。でも、みんな手際がいいし、すごく楽しい。仕事を終えると、全員でお茶に行くこともあるの」
と、鈴木さんは話します。
最近では若手メンバーが加わり、米粉クッキーやケーキなどメニューが広がっていると、笑顔で話す村山さん。
「地元の食材を使い、郷土の味を守っていく。これからも女性組織ならではの活動を、楽しく続けていきたいです」

「大豆コロッケ」の作り方

材料(10個分)
- ゆでダイズ 140g
- ジャガイモ 180g
- タマネギ 180g
- ニンジン 90g
- 合いびき肉 70g
- パン粉 30g
- 溶き卵 1/4個分
- 塩・コショウ 各適量
- しょうゆ 小さじ1
- 油 適量
- 揚げ油 適量
〈ころも〉
- 小麦粉・パン粉 各適量
- 溶き卵 1個分

❶ ゆでダイズをフードプロセッサーに入れ、細かくつぶす。ジャガイモは皮付きのまま塩ゆでし、皮をむいてつぶす。

❷ タマネギとニンジンを、フードプロセッサーで細かくする。油を熱した鍋に入れ、合いびき肉、塩、コショウ、しょうゆを加えて、ともに炒める。

❸ ボウルに①とあら熱を取った②、溶き卵を入れて混ぜ合わせる。パン粉を入れ、柔らかすぎる場合はパン粉を増やして調整し、1つ40~45gの俵形にする。

❹ 小麦粉、溶き卵、パン粉の順にころもを付けて揚げる。二度揚げしてカラリとさせる。
※写真は70個分を調理。

ヘルシーで
若い女性に
好評です
文=森 ゆきこ 写真=前田博史 写真提供=JAにしみの





